きょう、あした、みらい、そして永遠に
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今日は2021年3月4日。今からちょうど2年前、2019年の3月4日に、きみたちはデビューしたんだね。
このあいだのテヒョンくんの誕生日、2月5日は立春を迎えたばかりのまだまだ寒い冬みたいな春だった。でも今は3月で、気温も風もちょっと春らしくなった。今日もめっちゃ暖かかったし、花粉もやばかったらしい。
春って別れの季節であり出会いの季節だってよく聞くけれど、わたし、3月が表す春って別れの春だと思うんだよね。卒園式、卒業式、学年末、学期の終わり。はなればなれになることが多くなる3月。少しさみしい3月。そんなときに、きみたちは『一緒に明日を作ろう』と言って現れる。
(デビュー当時のきみたちは今よりも幼くて、きらきら輝く瞳がまぶしい。その瞳の輝きがこれからもずっと失われることのありませんように。)
わたしはデビュー当時からきみたちを追いかけていたわけじゃないし、2年前の今日だってきみたちのことは知らなかった。ずっと知らなかった。何回か耳にしたことはあっても、きちんと認識したのは後になってから。何度も何度も言うようだけれど、わたしがTOMORROW X TOGRTHERを推すようになったキッカケの曲は、『9와 4분의 3 승강장에서 너를 기다려 (Run Away)』だ。
きみたちは以前、VOGUE JAPANのインタビューで『思春期ならではの悩みを抱えていたころに、このような曲を耳にしていたら、きっとすごくほっとしただろうと思う』と言っていた。わたしがきみたちを推す理由はもろそれだった。
きみたちの曲をきいて、実際に悩みを解決したわけじゃない。悩みは永遠にわたしに付き纏っていて、それは一生消えることはない。それでもきみたちの曲を聴いていたら、こころがすこし楽になる。そして今日もがんばろう、精一杯生きようって思うんだ。
(以前、毎日がしんどかったときがあった。こんなにくるしくてつらいなら明日なんて来なくていい。明るい日なんてそんなの言葉ばっかり、毎日まっくらだ。って思ってた。でもきみたちはそんな明日でも『一緒にいよう』ってそばにいてくれた。)
ねえ、あのさ。"進むこと" ってこわくない? わたし、すっごくこわくて。だって進んだ先になにがあるかわからないでしょう?いいことが起きるかもしれないしいやなことが起きるかもしれない。それに、その先にはどんな形であれ終わりがある。わたしは弱虫だから、いやなことが起きるくらいなら今のままでいいし、終わってしまうくらいなら進みたくない。このままでいい、って思ってしまう。
でも、トゥバたちはそうじゃない。いやだ、進みたくない、こわい、なんて駄々をこねるわたしとは違って、いつも休むことなく進んでるんだよね。そんなきみたちがほんとうに格好いいなって思うと同時に、きみたちとこれからも一緒に明日をつくるにはこうやって駄々こねてちゃだめだって思うんだ。もしここでわたしが駄々をこねて立ち止まってしまったら、きっときみたちはわたしが全速力で追いかけても追いつかないくらい、進んだ先に行ってしまうだろうから。だからわたしは駄々こねてる場合じゃない、がんばらなきゃって毎日歩みを止めないでいられる。それにね、たとえ進んだ先でなにが起きても、わたしのこころの中にきみたちがいるならだいじょうぶだっておもうんだ。
(すこし壮大になってしまうけれど、わたしという人間がいまここに存在している理由はきみたちなんだよ。きみたちがいるからわたしは毎日をがんばって過ごしている。)
……今からめっちゃクサイこと言うね。
わたし、きみたちと出会ったの、運命なんだって思ってる。
これはさっきも言ったけど、わたしはデビュー当時から一緒に明日を作ってきたわけじゃない。ぜんぜん古参じゃない、ついこの間出会った新参者。でもわたしはそれでいいんだ。だってたぶん、わたしはトゥバと出会うべき瞬間に出会うことができたんだっておもうから。
まあ、もちろんね?デビュー当時から推したかったなって気持ちがないわけじゃないんだけど。でもデビュー当時から推していたら今もこんなに惹かれ続けることはなかったんじゃないかって思うんだ。もし、943活動期の頃にわたしが受験でちょっと心苦しいおもいを抱えていなかったら……あのときに推薦で大学を受けることを決めていたら?あのときのAO入試に合格していたら?それから、こんなこと言うのはメンバーにも当時からずっと推しているモアの方々にもほんとうに申し訳ないんだけれど、943の活動が延期されていなかったら……?
きっとわたしはきみたちをこんなにすきになることはなかったんじゃないかな。
(あのとき、あの瞬間、わたしのこころの中に入ってきたきみたち。最初はほんの少しの興味だったのに、いつの間にかわたしの中でどんどん存在が大きくなって、気付けばきみたちがわたしのこころの大半を占めるようになったんだよ。)
こう考えてみると、わたし、きみたちと出会えてほんとうによかったよ。毎日毎日くるしいことばっかりだけど、きっと明日だってくるしいんだろうけど、それでもきみたちがいるからがんばってみようっておもえる。それに、そんなくるしい毎日の中でもきみたちのことを考えてたら、たのしいって思える瞬間が増えるんだ。
今日だって、テヒョンくんのセンイル以来久々にオタクをしたんだけど、すっごくたのしかった。朝は二度寝からはじまった。最近は5時半起きだったから、9時に起きれたのめっちゃしあわせだった。(まあその結果相互の子と鶴橋行こうって約束してた時間に間に合わなかったんだけど……待たせてごめんね……)鶴橋でカップホルダーもらって、チキン食べて、ケーキ食べて。そのあいだにトゥバのはなしして、トレカの写真撮って、ほんとうにたのしかったんだよ。
きみたちがデビューした日だからってこんなふうにたのしめることが、わたしはすごくうれしい。
(この写真は今日カフェで撮ったものなんだけどね、イチゴがのったかわいらしいケーキはもちろん、香りがいいハーブティーもすごくおいしかった!きみたちと出会えてなかったらこのケーキにもハーブティーにも出会えてなかったんだよ、なんだかおかしいね。)
さいごに。
TOMORROW X TOGRTHERのきみたちへ、今日も一緒にいてくれてありがとう。明日も一緒にいようね。これから先の未来も一緒につくろうね。そして、永遠になろうね。だいすきだよ。
@chsoohy